格安スマホ

海外で人気のXiaomi!その人気の秘密に迫ってみた

Xiaomi

Xiaomiとは

Xiaomi (シャオミ:小米科技) は、2010年に設立された中国の北京に本社を置く、現在では総合家電メーカーです。

設立当初はスマートフォンメーカーとして創立。2011年にAndroid スマートフォンを発売開始。年に1回のペースで新作を発表し1機種のみで、大量生産することにより販売コストを下げることで、まずは中国国内で知名度をあげていきます。

中国版ツイッターと呼ばれる微博などネットの口コミで評判が広がり始め、若者を中心に支持を得ます。そして創業から4年の2014年には、中国スマホシェア1位だったアップルを抜いて中国シェア1位に見事踊り出ます。

中国市場のみでの販売ながら世界的に見てもサムスン、アップルに次ぐ世界シェア3位の大手スマホメーカーに成長していきます。

当時のシャオミの主力製品であったMiシリーズは、iPhoneと同等のスペックを持ちながら、端末価格はアップルよりも格段に安いことをアピール。

価格を低くできたのは、販売市場をオンラインのみにすることで、流通や販促費に金をかけず、端末を原価に近い価格で販売。アクセサリやサービスで利益を得るという、Amazonと同じ手法で販売を進めていったためです。

見た目だけアップル社の物と似せた粗悪品を、安価に販売するようなものが多かったそれまでの中国メーカーとは違い、サービスによって、ユーザーの満足度を上げ、リピーターを増やし、そこから利益を上げる前提とすることで、スペック的にもアップル社と同等の製品を、自社の独自ブランドで安価に販売することができ、シェアを伸ばす手法がシャオミによって作り上げられた。また、シャオミはスペックが実際にハイエンド品であることを証明するため、内部パーツの詳細や納入元などの情報を積極的に公開しています。

 

Xiaomiの海外進出

そこからXiaomiは中国国内から海外へと視野を広げ、海外向け事業を急速に成長させ始めます。

現在、Xiaomiのスマートフォン出荷台数はラテンアメリカ向けが300%増、アフリカ向けが150%増、西ヨーロッパ向けが50%増となっており、出荷増に合わせてビジネスシステムも提携企業の統合や公開市場における在庫調整の効率化など、もはや世界を引っ張っていく側へと変貌を遂げました。

 

Appleを追い抜く

IT系市場調査会社のCanalysが発表した「2021年第2四半期のスマートフォン市場シェアランキング」では、Xiaomiが急激な伸びを見せ、2020年度と2021年度第1四半期で2位の座を死守していたAppleを追い抜きます。

2021年第2四半期のスマートフォン市場シェアランキングでは、Samsungが世界シェア1位を維持。2位はXiaomiで前年度比83%増という急成長を遂げました。Appleは他のメーカーがパンデミックから復活した世界経済を背景に順調な成長を見せる中、前年度比1%増という低成長率で3位に。4位はOppo、5位にVivoと中国メーカー2社上がってきています。

 

海外で人気の理由

Xiaomiが海外で人気を博している理由が先ほども述べた、コストパフォーマンスの良さです。そしてそれは価格だけではなく、そのスペックにも目を見張るものがあるからです。初めての方でも簡単に写真が撮れるAIカメラや急速充電など、最新技術が詰め込まれた使いやすいスマホを作り出すスマホブランドです。

 

スマホを起点にした「中国ブランド」が世界進出を強めている現在。中国メーカーが「他社の中国製」ではなく「自社のブランド」で勝負しています。最近では、自社の特徴を強く出すようになってきたように思います。

シャオミの場合特筆すべきは、デザインです。方向性はオーソドックスながら、シンプルでいて、機能的な使いやすいグローバルデザインになっています。そして「安さ」。最後は「基本性能の充実」。安いだけの製品を作るのではなく、グローバルな発展を遂げるため品質、性能の向上にも目を向けます。

格安スマホでありながら、ハイスペック。

世界で売れないはずがありません。

日本でも、Xiaomi 評判は高評価を得ています。

 

Xiaomiのグレード

Xiaomiのスマートフォンは大きく2つのグレードに分かれており、スペックを重視したMi(小米)と、コストパフォーマンスを重視したRed Mi(紅米)があります。

 

まずはグレードがあり、その下にシリーズ名、さらにその下にナンバリングが続きます。

例えばMi MIX2であれば

Miでスペック重視のグレードであること、その下のMIXでMIXモデル(シリーズ名)であること、2は2代目であることを表しています。

また、名前の最後にAが付くものは廉価版モデルであることを表しています。

大きく分けた2つのグレードからは、コストパフォーマンスが優秀なシリーズがたくさん出ているのも魅力です。

 

 

他にも

またXiaomi から発売されているは、スマホと充実したスマホアクセサリーだけでなく、スマートウォッチ

スマートテレビ、最近では白物家電(空気清浄機や炊飯器など)も販売する総合家電メーカーなのです。

強みはXiaomiスマホで培ったネット接続を使ったスマート家電。そしてここでもコストパフォーマンスの高さが優秀なんです。そして忘れていけないのは品質の高さ。

 

現在世界シェア2位を誇るXiaomiの今後の躍進からも目が離せませんね!