「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) は、2万円台で購入できる人気のタブレットです。低価格が大きな魅力となっている本機ですが、一方で実際に使える性能なのか気になる方も多いと思います。そこで今回は、「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) 」の特徴やスペック、メリット・デメリットのレビューをお届けします!ぜひ購入する際の参考にしてみてください。
「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) 」スペック
- OS:Android 11
- CPU:MediaTek Helio P22T(2.3GHz+1.8GHz)
- ディスプレイ:10.1型IPSパネル(1280×800)
- メモリ:3GB
- ストレージ:32GB
- カメラ:800万画素(背面)、500万画素(前面)
- バッテリー:5000mAh(駆動時間・10時間)
- 搭載端子:USB Type-C
- オーディオ:スピーカー×2、イヤホン端子、マイク、Dolby Atmos
- 外部メモリ:microSD、microSDHC、microSDXC
- ネットワーク:Bluetooth、Wi-Fi、Miracast
- カラー:アイアングレー
- サイズ:幅241.54mm、高さ8.25mm、奥行149.38mm
- 重量:420g
- 製品保証:1年間(送料・梱包料はユーザー負担)
- 価格:税込22,680円(*2023年3月13日時点)
「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) 」3つのメリット
①2万円台の低価格
まず何と言っても2万円台で購入できる「低価格」が魅力的なメリットです。タブレットはハイエンド機種では10万円以上もしますが、一方でコストを抑えた格安モデルでは実用性が乏しいということも珍しくありません。しかし本機は2万円台という安さにも関わらず、快適に使える性能でコスパが非常に高いです。そのためコストは抑えつつ、使い勝手は犠牲にしたくない方でも満足できるタブレットとなっています。
②サクサク動くCPU
CPUには8コアの「MediaTek Helio P22T」を採用しています。タブレットの頭脳となる重要なパーツのCPUは、性能が低すぎると「カクカク」「フリーズ」といった問題が起こります。しかし本機のCPUは旧モデルに搭載されていた「Qualcomm Snapdragon 429」よりもマルチスコア性能が80%ほど高く、最新のチップにはかなわないまでも通常の用途としては十分な性能です。そのため、ゲーム以外のアプリやWebブラウザなどもサクサクと快適に動作するでしょう。
③10時間駆動が可能なバッテリー
本機は10時間の駆動が可能なバッテリーを搭載しています。低価格で薄型設計のタブレットではバッテリー容量が小さく、どうしても駆動時間が短くなりがちです。しかし本機のバッテリー容量は5000mAhと多く、省電力CPUのおかげで長時間の動作を実現しています。そのため動画視聴はもちろん、ビジネスや授業などでも安心して使用できるロングバッテリーなのも大きな魅力と言えるでしょう。
「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) 」3つのデメリット
①ストレージが32GBしかない
まずデメリットになるのが、内蔵ストレージが32GBと少ないことです。一般的に32GBというと、ちょっとした調べ物をする程度でデータの保存は行わない用途に適しています。そのため写真や動画、アプリなどを多く保存する場合は最低でも64GBは必要で、「Google Drive」といったクラウドストレージを併用しないと厳しいでしょう。ただしmicroSDカードを使用すれば256GBまで増設できるため、コストはかかりますが対処は可能です。
②カメラはおまけ程度
搭載するカメラの画質があまり良くありません。等倍での撮影以外ではノイズが多く、マイクロカメラもないため接写が不可能となっています。また感度が低く全体的に暗めの仕上がりになり、夜景モードも明瞭さがなく実用性は期待できません。カメラはおまけ程度と捉えた方が良いでしょう。
③ディスプレイがいまいち
搭載するディスプレイは価格なりの品質となっています。というのも、ドットが見えるほど荒い解像度で、発色も薄いため色鮮やかさがありません。普通に使用する分にはまったく問題はないですが、画質を気にする方は選択肢から外れるでしょう。
最後に
今回は「Lenovo Tab B10 (2nd Gen) 」のレビューをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?価格を考えればデメリットは仕方のない部分であり、低価格タブレットとしてはかなりおすすめとなっていますよ!