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格安スマホにする時気にすべきdocomoのバンド(band)

電波格安スマホにする時、SIMフリーやSIMロック(白ロム)スマホが選択肢になるがそれだけではなく、もう一つ気にした方がいい要素がそのスマホが拾う事のできる3G・4G電波の周波数帯、すなわちbandだ。

bandは数であらわされ、band1やband2と表記しそれぞれに周波数帯が割り当てられている。

さらに3G(W-CDMA)とLTE(4G)の電波は違うのでそれぞれ見なければいけない。

主な格安SIMで使われているdocomoの周波数帯を見ていきましょう。

docomo LTEのBANDと周波数と特徴

band周波数特徴
12GHz or 2.1GHz全国で使用されているdocomoのメイン周波数
31.7GHz or 1.8GHzまたはエリアは大都市の東名阪と限定的。しかし、速度は一番早い
19800MHzプラチナバンドとも呼ばれ郊外や田舎など広い範囲で使われる。これらの地域には必須。この低い周波数帯は建物の中でも電波がつながりやすいという特徴を持っている。
211.5GHz地方や大都市で使われている速度の速いバンド
28700MHzこれから開始されるバンド、対応している方がいいが今は重要ではない

LTEは以上で主に使われている1,3,19に対応していれば問題ないでしょう。もちろん対応しているに越したことはないですけどね。

補足としてdocomoで主に使われているband1,3,19,21 をまとめてクアッドバンドと呼ぶこともあります。

docomo 3G(W-CDMA)のBandの周波数と特徴

LTEに対応していない端末や届かない場所では、電波が切り替わって3Gが使われることになります。こちらも重要なのでしっかり確認しておこう。

band周波数特徴
12100MHzLTEと同様docomoのメインband
6800MHzLTEと同様、郊外や田舎び広いエリアで使われているバンド。これには対応しておきたい
91800MHz大都市の関東・東海・近畿地域、東名阪です。
19800MHzLTEで使われているので3Gであまり気にする必要はないでしょう

band6と 19は同じ800MHz帯で、19の中に6がいるという感じです。しかし、19のみ対応で6を掴んだり、掴まなかったりする端末があるので注意が必要だ。6は6だけです。

まとめ docomo系格安SIMで端末を選ぶときは

docomoの端末(白ロム)でdocomo系の格安SIMを使う場合は気にせず端末をえらんでよいでしょう。しかしSIMフリーの格安スマホになると対応bandがまちまちなのでしっかり見ておく必要があります。特に [LTEではband1,19] [3Gでは band1,band6] が重要になります。

最近中国製の格安スマホが流行っていますが、対応バンドが微妙なものも混じっているので自分で選ぶ場合はしっかり確認しよう。郊外や田舎に住んでいる方はなおさらだ。

高い買い物になるので事前の確認を怠らないようにしたいですね!

auの電波はdocomoと違う

補足ですがauの端末(白ロム)をdocomo系の格安SIMで利用するのはauとdocomoの電波の違いから不自由なスマホ生活になる確率が高いので避ける方ががいいです。

詳しい話をすると3GではauはCDMA2000、docomoはW-CDMAという電波を利用しているのでそもそも互換性がありません。

LTEでもメインとしている周波数帯が違うので困る可能性大です。

auの端末を利用する場合はmineoUQmobileを選びましょう。

Softbankの端末を使いたい

softbankの電波の種類はdocomoと同じですが使用している周波数帯が違うため、softbankのスマホが主なdocomoのバンドに対応していないので利用しずらいです。auのLTEの時と同じ理由ですね。

Softbankのスマホを少しでも安く使いたい場合は同じ電波を使っているY!mobileに切り替えるのが現実的です。しかし切り替えにはSIMロック解除が必要なので、解除可能な端末かをまず調べる必要があります。

格安SIMが使いたい場合はあきらめて格安スマホを購入するのがおすすめです。